フィリピン留学って実際どう?メリット・デメリットを留学カウンセラーが解説

フィリピン留学、実際どう?メリット・デメリットを留学カウンセラーが解説
考える女性

フィリピン留学ってぶっちゃけどう?自分に合っているかな?

フィリピン留学を検討している方の中には、そのようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

留学は時間もお金もたくさんかかるもの。せっかく行くなら失敗だけはしたくないですよね。
この記事では、フィリピン留学のメリットとデメリットを、現役留学カウンセラーの私が体験談も交えて詳しくご紹介します。

Aoi

【この記事を書いた人】

  • フリーランス留学カウンセラー、翻訳・通訳者
  • フィリピン留学、カナダワーホリ14ヵ月でTOEIC905点
  • AUS・NZワーホリ&海外25か国の渡航経験
  • 海外留学英語でキャリアチェンジを支援するブログ運営中
目次

フィリピン留学のメリット5選

1) マンツーマン授業が多い:基礎学習に最適

英語のスピーキングレッスン

フィリピン留学最大の強みは、マンツーマン授業が豊富に受けられること。これは欧米の語学学校ではまず考えられません。

私が通った学校では、1日のレッスン7コマ中の5コマがマンツーマンレッスン。英語初心者でもマンツーマンなら遠慮なく質問できるので、「わかるようになるまで教わる」を徹底的に行えます。

特に、クラスレッスンでは練習しづらい「発音」「イントネーション」「ライティング」などの技能を、先生と1対1で特訓できるのは大きなポイントで、効率よく英語力を高めることができます。

  • 基礎を身につけるには、マンツーマンが最適。
  • 1対1で休む間がない→圧倒的なスピーキング量の練習になる
  • クラスだと難しい「発音」「イントネーション」等もマスターできる

2) レッスン数が多い:短期間での英語力アップ可能

フィリピン留学はレッスンが多い(イメージ)

欧米の語学学校では、1日3〜4コマの授業が一般的。一方、フィリピンでは平均6~8コマのレッスンを受けられるため、フルタイムでとことん英語を学ぶことができます

さらに、1日10コマ以上のコースや、スパルタコース(毎日のテスト・自習が義務の厳しいコース)を設けている学校もあり、やる気がある人は極限まで英語漬けになることもできます。

私も1日7コマ(マンツーマン5+グループ2)を受けるスケジュールで過ごしましたが、最初の1週間で耳が慣れ、2週間後には自然と英語で返答できる場面が増えるなど、目に見えて英語力のアップを実感できました。

  • 毎日英語漬けで英語力が自然と上がりやすい
  • 短期で英語を身につけたい人には最高の環境
  • とにかく量をこなしたい、やる気がある人には最適

3) 費用が欧米留学の半分以下!費用が安い

フィリピン留学はコストが安い(イメージ)

フィリピン留学のもう一つの魅力は、圧倒的なコストパフォーマンス
授業料、宿泊費、食事(1日3食)付きで1ヶ月25〜30万円前後で留学でき、これは欧米留学の約半分ほどの金額です。

学校によってはジムやプール、シアタールーム、アクティビティ等も料金に含まれている場合もあり、校内だけで留学生活が楽しめる環境が用意されています。

生活物価も日本よりも安いため、外食や観光なども手軽に楽しめる事も大きな魅力です。

  • コスト重視ならフィリピン留学一択
  • 物価が安いため、外食や観光もリーズナブル

4) 試験対策に最適(TOEIC/TOEFL/IELTSなど)

フィリピン留学は試験対策に最適(イメージ)

TOEICやIELTS、TOEFL等の試験では、頻出語句を覚えたり模試に慣れるなど、「試験対策専用の学習」が必要になります。

逆に言えば、「試験対策」さえ徹底すれば高得点を狙うことも可能。そのため、マンツーマンで集中的に学べるフィリピン留学は、試験対策には最適なんです。

学校によっては、一定期間で希望の点数取得を保証する「点数保証コース」なるものも用意されており、本気で試験対策を行いたい人にはぴったりです。

  • マンツーマンの試験対策は圧倒的に効率的
  • 本気の人には「点数保証コース」もある

5) 講師が親しみやすく、初心者でも安心できる

フィリピン留学は講師がフレンドリー(イメージ)

フィリピン人講師の多くは、明るくてフレンドリー、そして人と話すことが大好きな人たちです。

生徒の緊張をほぐしながら話すのが上手なので、英語初心者で話すのが苦手な人でも、怖がらずに自然とリラックスしてレッスンを受けることができます。

初心者でも、マンツーマンでジェスチャー等も交えながら、わかるまで何度でも説明してくれるので、「レッスンしたけど何もわからなかった」ということもありません。

また、フィリピン留学では各学校に日本人スタッフが基本常駐しているため、生活面で何かあればすぐに頼ることができるのも嬉しい点です。

  • フィリピン人講師がフレンドリーでレッスンも受けやすい
  • 英語初心者でも安心して受けられる
  • 日本人スタッフもいるので生活面も安心

フィリピン留学デメリット5選

フィリピン留学のデメリット(イメージ)

メリットも多いフィリピン留学ですが、もちろん「全員にとって完璧な環境」というわけではありません。

ここではフィリピン留学のリアルな注意点やデメリット5つを正直にお伝えします。留学を検討している方は、ぜひ事前にチェックしてみてください。

1) インフラや衛生面のギャップ

フィリピンはあくまで開発途上国のため、日本の生活水準とはやはり違いがあります。
特にシャワーの水圧・お湯の温度・トイレの紙が流せないなど、最初は戸惑う点が多いかもしれません。

また衛生面の水準も日本より低いため、水道水が飲めなかったり、場合によってはローカルフードでお腹を壊すといったことも。

私も現地でお腹を壊した経験があるので、慣れるまでは水はボトルの水を飲む、外食では生ものは食べないなど、なるべく気をつけていました。

  • 「日本並みの生活の快適さ」を求める人はストレスに感じる部分も。
  • インフラや衛生面は、あくまで「海外基準」だと心得ることが必要

2) 治安が不安な場所・エリアもある

語学学校の多いセブ島などの都市部は比較的安全ですが、その中でも治安が不安なエリアもあります。スリや置き引きはもちろん、夜間の一人歩きや人気のない路地は避けたほうが無難です。

私自身はトラブルに巻き込まれたことはありませんが、留学生の中には飲酒等で不注意になり、ポケットに入れたスマホや財布を盗られてしまうことも。

高価な服やアクセサリー、最新のスマホなどは犯罪の標的になることもあるため、場所によっては注意が必要。
実際、ショッピングモールのセキュリティチェックなどを見て、「日本と比べると警戒レベルが違うな」と感じたのも事実です。

  • 旅行気分で気を抜くと危険。海外にいるという意識は常に持つ
  • スマホや財布の管理、夜の行動には十分注意が必要

3) 日本人をはじめアジア人が多い

フィリピン留学は日本・韓国・台湾・中国など、アジアからの留学生が大多数です。
せっかく留学するなら、多国籍な環境でたくさんの国の人と交流したい・・と思っている人には少し物足りなく感じるかもしれません。

また、日本人が多い学校だと、ついつい日本語での会話に甘えてしまいがち。
英語環境を作りたいなら、なるべく外国人の友達を作る、意図的に日本語を使わないようにするなど、意識して行動する必要があります。

学校によっては、「国籍調整」を行って日本人比率を一定以下に保っていたり、「EOP(母国語禁止)」ルールを設けている場合もあるので、そういった学校を選ぶのもおすすめです。

  • 英語漬け環境は「自分でつくる」意識が大事
  • 「日本人比率の低い」学校や「EOP(母国語禁止制度)」のある学校もおすすめ

4) 講師は「英語ネイティブ」ではない

フィリピン人講師は英語が堪能で教え方も上手ですが、あくまで第二言語として英語を話している人たちなので、最新のネイティブ表現やスラングなどに触れる機会は少なめです。

また、英語学習者向けにゆっくり話してくれるため、レッスンだけでは「ネイティブの会話スピード」に慣れることは難しいです。

私自身、フィリピン留学後にカナダへ行き、ネイティブの会話の爆速スピードに全くついていけず驚きました・・。

  • 「ネイティブレベルの英語力」を身につけたいなら、フィリピン留学後に欧米への留学も検討することもおすすめ。

5) 英語上級者には物足りなく感じる

前項でも触れましたが、すでにある程度上級レベルの英語力・スピーキング力がある人には、フィリピン留学は物足りなく感じる場合も。

初心者~中級者をメインターゲットにしている学校が多いため、高度なディスカッションやビジネス表現を学びたい人には不向きな場合が多いかもしれません。

特に、フィリピン人講師は若い人も多く、企業でのビジネス経験を持たない人も多いです。

アカデミックやビジネス英語を学びたい場合には、その分野に精通した講師が在籍しているのかなど、事前に学校へ確認しておくことをおすすめします。

  • スピーキング上級者や、ネイティブレベルを目指すなら不向き
  • ビジネス英語は「しっかり学べる環境なのか」確認するべき

【体験談】フィリピン留学で英語力はどのくらい上がる?

英語力アップのグラフイメージ

私自身、ほぼ初心者の状態から実際に2ヵ月のフィリピン留学を経験し、英語力はここまで変わりました!

  • 留学前:会話はほとんどできず、単語を並べるだけのジェスチャー頼り
  • 留学後:会話はスムーズに話せる、言いたいことは一通り全て英語で伝えられる

目的や英語レベルがフィットする人には、フィリピン留学は最高の選択肢です。

実際の私のフィリピン留学での英語力の変化については、こちらの記事でも紹介しています。

【結論】フィリピン留学が向いているのはこんな人

フィリピン留学が向いている人(イメージ)

フィリピン留学にはメリット・デメリット両方がありますが、一番大事なのはそれらを理解したうえで、「自分の目的や英語レベルに合っているか?」を見極めることです。

フィリピン留学に向いている人

  • 英語初心者から中級者までの人
  • 短期間で英語力をつけたい人
  • コスパ重視の人
  • 海外生活が初めてで不安な人
  • 試験対策やスコアアップを目的にしている人

どれか一つでも当てはまるなら、フィリピン留学はきっと最高の選択肢になるはずです。

私自身も行く前は不安でしたが、2ヶ月の留学を経て、英語力はもちろん、自分の価値観までガラッと変わりました。

迷っているなら、ぜひ一度行動してみてください。あなたの留学を心から応援しています!

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この記事を書いた人

フリーランス留学カウンセラー、英語翻訳・通訳者。フィリピン留学、カナダワーホリの1年2ヵ月でTOEIC905点取得。オーストラリア・ニュージーランドでのワーホリ経験、海外25か国の渡航経験を持つ。

ブログをきっかけにWEBライティング・SEOについても学び、現在では複数のコーポレートブログやプレスリリースの執筆活動等も行っている。

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