フィリピン留学は、1日にたくさん英語のレッスンを受けられるのが大きな魅力。
でも実は、レッスン以外の自習の勉強がめちゃくちゃ大事だということを知っていますか?
レッスン時間外にも効果的な方法で勉強をすれば、他の学生の何倍もの効率で英語力をアップさせることも可能。
この記事では、アラサー社会人でフィリピン留学をした私が、英語力を劇的に伸ばした実体験談をご紹介します!

社会人でも留学で英語は身につく?
短期でも本当に効果が出るの?
このようなお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。


【この記事を書いた人】
- フリーランス留学カウンセラー、翻訳・通訳者
- フィリピン留学、カナダワーホリ14ヵ月でTOEIC905点
- AUS・NZワーホリ&海外25か国の渡航経験
- 海外留学&英語でキャリアチェンジを支援するブログ運営中
フィリピン留学で英語力は本当に伸びる?実際の結果がこちら
「そもそもフィリピン留学って本当に英語が伸びるの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
結論、私の場合は2ヵ月で英語力が劇的にアップしました。
具体的にどれくらい変わったのか、留学前と留学後の英語力を比較してみます。
フィリピン留学前の英語力
- 文法はTOEIC500程度
- 日常会話は簡単な単語を並べる程度
- 話そうとしても英語が出てこずジェスチャー頼り
「英語を話したい」という気持ちはあるものの、いざ口に出そうとすると頭が真っ白に…。
外国人に話しかけられても、「えっと…」と考えているうちに会話が終わってしまう、そんな状態でした。
そして留学後。英語力は驚くほどアップしました!
フィリピン留学2ヵ月後の英語力
- 日常会話は問題なく英語で話せる
- 正しい発音・イントネーションで話せる
- 英語で自分の意見をしっかり伝えられる
語学学校のレベルは、9段階中の【3】から【6】へ一気にアップ!初級から中上級レベルまで成長しました。
フィリピン留学での1日の詳細スケジュールやレッスン内容はこちらの記事でも紹介しています。


では、短期間でここまで成長できた理由は何でしょうか?次の項目では、私が実践した英語力爆伸びの勉強法を紹介します!
フィリピン留学おすすめ勉強法①:宿題をたくさんやる


まず最初にやったのは 「とにかく宿題を多く出してもらう」 こと。
なぜなら、先生達は英語を教えるプロ。自己流で勉強を進めるより、先生が「これをやれば英語力が上がる!」と思う課題をこなす方が効率が良いと思ったからです。
結果、これが大正解でした!
メリット①:英語に触れる時間が圧倒的に増える
当たり前ですが、英語は勉強した時間数が多いほど上達します。
授業だけで満足していると、1日の学習時間はせいぜい5〜6時間。
でも、宿題をしっかりやると、+2〜3時間は英語漬けになるので、1日の勉強量がグッと増えます。
短期間で英語を話せるようになるためには、この「英語漬けの時間」を作ることが超重要。特にフィリピン留学はマンツーマン授業が多いので、先生に頼めばいくらでも宿題を増やしてもらえます。



遠慮することはありません。どんどん宿題を出してもらいましょう!(笑)
メリット②:「できないこと」が明確になり、伸びるポイントがわかる
宿題をする中で感じたのは、自分の弱点がハッキリわかるということ。
授業中はなんとなく理解できた気がすることも、いざ宿題で実践すると 「あれ?これってどういう意味だっけ?」 となることが多々ありました。
この 「わかったつもり」 を潰していくのが、英語力アップにはめちゃくちゃ大事!宿題で復習をすることで、理解が深まってどんどん使える英語が増えていきます。
宿題におすすめの内容
私が実際に先生にお願いしていた宿題はこんな感じ。
- エッセイ→ テーマを決めて英作文を書く
- 単語・フレーズの暗記 → 宿題で単語をいくつか暗記し、翌日テストしてもらう
- 音読の練習 → 正しい発音・スムーズな速さで文章を読む練習。翌日先生の前で披露しフィードバックをもらう
特にエッセイを書くのはおすすめ。
スピーキングの練習は一人では難しいですが、ライティングなら自習でもどんどん実力をつけることができます。翌日の授業で先生に添削やフィードバックをもらうこともできるので、効率良く英語力アップが可能です!
フィリピン留学おすすめ勉強法②:「シャドーイング」でスピーキング強化


フィリピン留学の自習で、絶対に取り入れてほしいのが「シャドーイング」です。これをやった結果、私は 英語のリズムが身についてスピーキング力が爆伸びしました。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、そのままマネして発音する練習 です。リスニング教材や映画のセリフを使って、 「聞こえた音をそのまま追いかける」 だけ。
たったこれだけなのに、 発音・リズム・スピーキング力が一気に伸びる という最強のトレーニングなんです!
メリット①:英語の「音」に慣れる
英語が聞き取れないのって、単語を知らないからじゃなくて、 「音」として認識できていないから なんです。
例えば、”What do you want?” って 「ワット ドゥ ユー ウォント?」 って発音すると思っていませんか?実は、実際のネイティブの発音は 「ワデュワン?」 のように音がつながっています。
シャドーイングを続けると、この ネイティブの音の変化に耳が慣れてくるので、リスニング力が一気に向上できます。
メリット②:ネイティブらしい発音が身につく
発音は実際に口に出して練習しないと身につきません。
シャドーイングをやっていると、自然とネイティブのイントネーションやリズムが身について、「いかにも日本人英語」じゃなく、英語らしい発音ができるようになります。
シャドーイングにおすすめの教材
フィリピン留学で発音やリーディング(音読)のレッスンがある場合は、先生に教材を選定してもらうのがおすすめ。
自分で選ぶ場合は、聞き取りやすくて日常会話で使える教材を選びましょう。参考までに、私が役立ったと思う教材をご紹介します。
- BBC Learning English(無料)
短めのニュース音声が多く、英語学習者向けの優しい表現が多いのでおすすめ
- 映画や海外ドラマ
実際の会話に近い英語を学べる(個人的なおすすめは『Full House』。子供でも分かる簡単な英語が多い)
シャドーイングは、楽しく続けることが何より大事。
「毎日10~20分」 など無理のない範囲でやってみましょう。フィリピン留学中なら、授業の休憩時間や寝る前にサクッと練習するのがおすすめ。これを続ければ1カ月後には、一気に効果を実感できます。
フィリピン留学おすすめ勉強法③:学内のコンテストに出場する


英語を上達させたいなら、ぜひチャレンジしてほしいのが学内のコンテストへの参加です。
「え、英語でコンテストなんて無理…!」と思うかもしれませんが、実はめちゃくちゃ成長できるチャンスなんです。
フィリピンの語学学校では、英語力向上のためにいろいろなコンテスト が開催されています。例えば…
- スピーチコンテスト:決められたテーマでスピーチをする
- ディベート大会:チームで討論し、相手を論破する
- プレゼンテーション大会:あるテーマについてプレゼン発表する
どのコンテストも、人前で英語を話す力を鍛える絶好の機会。私もこの方法で 英語を話す自信をつけることができたので、とてもおすすめの方法です。
メリット①:「目的」があることで学習効率が爆上がりする
例えばスピーチコンテストに出る場合、準備だけでも以下のような英語学習にとても効果があります。
- 英語のスピーチ原稿を書く
ライティングの実践練習。先生に添削をしてもらうことで、正しい英語の文章力もアップ。 - 英語でスピーチ原稿を読む練習
流暢に読めるようになるまで、何度も何度も練習。先生と一緒に行うことで、正しい発音やイントネーションを身につけられる。 - 人前で英語を発表する練習
スピーチは、普通の会話とは異なり「人に伝わる」話し方や所作が必要。その練習を繰り返すことで、人前での英語のプレゼンスキルも身につく。
「コンテストで優勝する!」など明確な目標を持って挑めば、よりモチベーションも上がって練習に時間を使うので、学習効率も爆上がりします!
メリット②:人前で話す度胸がつく
英語を話すとき、一番の敵は 「緊張」 じゃないでしょうか?
クラスの中で話すのすらドキドキするのに、大勢の前で失敗したらどうしよう・・って思いますよね。
でも、コンテストの舞台は学校。たとえ失敗しても、みんな同じ学習者なので、温かい目で応援してくれます。なので、実際にやってみると 「思ったより大丈夫だった!」 って感じることが多いんです。
私も最初は不安でしたが、いざスピーチを終えたときの達成感はすごかったです!
コンテストへの参加は、学習する目標が明確なので、英語を勉強するモチベーションがグッと上がります。「まだそんなレベルじゃない…」と思っても、勇気を出して挑戦してみることが大事。ぜひチャレンジしてみてください!
フィリピン留学おすすめ勉強法④:学校外のイベントに参加する


フィリピン留学では、実は「教室の外」も英語力アップのチャンスの宝庫。
学校内でも英語漬けになることは可能ですが、どちらかというと校内は英語の「練習の場」ともいえます。
そこでおすすめなのが、学校外のイベントにも参加してみること。
おすすめイベント例
- ボランティア活動
- 国際交流イベント
- ローカルツアーや週末アクティビティ(現地の人がガイドするようなもの)
学校外の人たちと交流することで、先生ではないフィリピン人や外国人とのリアルな日常英語に触れることができます。
特に、「学校に日本人が多くて外国人の友達ができない・・」という方は、様々な国籍の人とも知り合うチャンス。
私も実際に、学外のイベント(船上パーティ)に参加した際、他の学校の学生やフィリピン人、外国人と交流し、とても良い経験になりました。
学校外のイベントの見つけ方
特にセブ島などの大きな都市では語学学生向けやローカル向けの様々なイベントが開催されています。
主に以下の方法で見つけることができると思います。
- 友達からの口コミ、学校の先生やスタッフに聞く
- 現地のローカル情報誌(日本語の情報誌もあります)
- 学校のイベント掲示板(学外のイベントが紹介されていることも多い)
- SNS(Facebookグループ、MeetUpなど)
ぜひ学校外でも積極的に行動し、現地でしかできない交流体験をしてみてくださいね!
おわりに:フィリピン留学では自分から行動することが大事!


私がフィリピン留学を通して一番実感したのは、「自分から行動した人が特に伸びる」ということ。
どんなにカリキュラムがしっかりした学校でも、学習環境が整っていても、受け身のままでは劇的に成長することは難しいです。



私もこれらの勉強方法を実践した結果、2ヶ月で世界が変わるくらいの成長を感じられました!
もちろん、「今日は自習を減らして、友達と飲みに行こう!」そんな日も全然アリ。
留学は楽しみながら学ぶことが何より大事なので、遊びと勉強のバランスをしっかりとりながら頑張りましょう!
もしあなたが今、フィリピン留学を検討しているなら——ぜひ思い切って、飛び込んでみてください!
英語を話せる自分に出会えたとき、「あのとき決断してよかった」って、心から思えるはずです。応援しています!


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